ななめちゃんとの内緒話

最強にして最高

#1 片思いが結ばれない。LGBTを超えて自分らしく生きたいネガティブ社畜の独り言。

#1 片思いが結ばれない人生

 

どうも。ななめです。

 

明るく頑張っていこ!なんて強い気持ちすら底尽きてしまったので、自分の恋愛についてぼちぼち書きます。

 

私の世界には性別がなかった

 

生まれた頃から、私の世界には性別がなかった。

身長が高いとか、目が大きいとか、数ある特徴の一つに見えていた。

そうして大人になったのが私。

 

初めて恋をしたのは小学生2年の頃で、それはそれは可愛い女の子だった。

どんな時もいつも一緒。当時流行っていたシール交換で、お互いのお気に入りを交換したあの瞬間も、よく覚えている。

 

もっと一緒にいたいな

 

そう思う気持ちは、確実に「友情」のそれではないことにあの頃は気が付きませんでした。

 

小学2年生の頃と中学1年生の頃に、学校に行けなくなりました。

恋だと気がついたからです。

はあ?って感じなのだが、いじめられた時期とも重なっているので、理由は一つではないと思う。

自分の見えている世界と、他の人が見えている世界のギャップに苦しめられて「普通ってなんだろう」「自分らしく生きるってなんだろう」と思う日々が続きました。

 

母親は、理由も話さずに泣き喚く私を引きずり、それでも教室に入れなくて保健室で一日を過ごす女の子でした。

 

 

恋愛感情の重さに耐えかねて

 

そんな私にも、高校の頃に同性の恋人ができました。

完全なる一目惚れ。

「お前一回鏡見てみろ??何様??」って感じなのだが、面食いの側面は結構ある。

今夜また鏡を見て身の丈を知ろうと思います。

 

彼女は、いわゆるノンケ(異性が恋愛対象)で、恋人がいたことがなかった。

そんなことはお構いなしに、3回も告白して砕け、何度も何度もアプローチをしたのちようやく付き合えた。

これもいつか話したい。

 

私の青春ってこっからじゃん!!!とテンションは爆上げ、毎日愛の言葉を惜しげもなくどストレートに伝えていた。

なんなら指輪とか一緒に買った。右手の薬指につけていようね、なんて約束して、記念日に二人で作ったのだ。

今考えるととてつもない熱量だった。

 

そんな熱い恋ですら、終わるときはやってくる。

 

彼女の愛は私には抱え切れないくらい重かった。

いわゆる束縛ってやつだ。

 

多趣味な私は恋愛に割く時間を惜しみ、いつしか彼女へ向けていた熱を置き去りにしていました。

 

想いは水と似ていると思う。

一見、熱すぎて飲めない!と思っても、何度も何度も沸かし直さないと、ゆっくりとその温度は下がっていく。

違うことに夢中になって、気がついたときには湯気は立たなくなって飲み込めるようになったらそれは終わりの合図だ。

 

 

愛しているのに愛されることが辛いなんて、そんなことあるんか。

 

なんでこんなに「好きだよ」と言われているのに、毎日苦しくて泣いているのか。

 

束縛という愛から私は逃れられなくて、苦しくて苦しくて、

 

自分から力ずくで縄をぶち破って出てきてしまった。

 

彼女とは、もう連絡をとることができない。

 

 

どこかで、元気にしてるかな。

 

 

立場が逆転して初めて気が付く

 

なんと、驚くべきことに、今私には異性の恋人がいる。

意外と異性の体を受け入れられるみたいだった。人生は謎だらけ。

愛の力なのか?生まれつきだったのか??私も分からんです。

 

そうして過ごしていることで分かった事が二つある。

 

一つは、「寂しい」という感情が芽生えた事だ。

 

束縛したくなる心理がようやく分かった。

 

いつかこれも詳しく話したい。

 

二つ目は、自分で自分を愛さなきゃ幸せになれないって事だった。

 

自己肯定が低すぎるせいで、自己評価は常に他者評価から受け取ってきた。

 

私は常に「誰かが求めている(と自分で思っている)”私”」を振る舞っていた。

 

求められる姿になる過程が楽しいならそれが一番良いのだが、自分が苦しいと感じるなら速攻でやめたほうがいい

 

そもそも恋人であっても、誰かに自分の幸せを預けることはしてはいけない。

 

そんな不安定な幸せに、私はきっと喜べない。

 

だからこそ、自分の「好き」にアンテナを張りまくって、最強の自分でい続ける事が一番の幸せなんだと思う。

 

 

 

同性でも異性でも、何も関係なかった。

 

大切なのは、「自分の思い」と「相手の思い」の温度感とその方向。

もう連絡の取れない彼女をいつまでも引きずりながら、自分の幸せを探していきたい。

 

みんなで一緒に最強で最高に可愛く武装して生きてこ!!