読書感想文の書き方!即提出! タイトルから構成までの鉄則をおさえて終わらせる方法
この前帰省した時に歳の離れた弟の夏休みの宿題を見て懐かしんでいました。
最近の夏休み課題のワークってデザインがおしゃれですね…
どうも、ななめです。
今回はまさしく弟のために書いています。
・読書感想文が終わらない
・とにかく早く終わらせたいけどコピペするのは…
・お子さんの読書感想文をなんとかしたい親御さん
そう思っている方もいるのではないでしょうか。
大丈夫です。これを読んで一緒に爆速で終わらせましょう。
読書感想文で賞を頂いたり、エッセイや作文で地元の文芸賞を頂いてきたこともありますが今回は、
爆速でいい感じにそれっぽく書ける方法を紹介したいと思います。
0 本を選ぶ
優秀すぎる方は本を読まなくても読書感想文が書けてしまうらしいのですが、なるべく避けたほうが良いです、、、
原稿が埋まらないので後々困ることになりました。私のことです。
私たちには時間がありません。
夢の夏休みはもう終わります。現実です。
自分が今までに読んだ事があるものを選びましょう。
過言ですが、この際なんでもいいです。
絵本でもなんでも良いのでまずは自分が描きやすいと思う題材を選びましょう。
(ちなみに私は絵本で読書感想文を書いた事がありますが、学校からの本の指定がなければ個人的にはとてもお勧めです)
新しく読書感想文のために読むのであれば、付箋を貼りながら読みましょう。
出戻りを防ぎます。
そして、読んだらすぐに宿題に取り掛かるのではなく、感想をメモすることをお勧めします。(できれば読む前にも)
新鮮な気持ちで生まれた言葉が個性を生みます(し、ぶっちゃけ書くのに困っている人にとっては引用できる点でも字数稼ぎになります。)
1 感想文の構成と題名問題
何度も言いますが、私たちには時間がありません。
新しい学期は目前です。
めちゃめちゃ鉄則ですが、
文章は「はじめ→中→おわり」がものすごく重要です!!
というかむしろこれを守れたら感想文完成です。
タイトルは本来中身の構成や自分の意見を取り込んでつけるのが一番ですが、
「〇〇を読んで」一択で大丈夫です。
というか私はこのタイトルで出し続けて一定評価をもらっていたので、何の責任もとれませんが大丈夫でしょう!
時間のない私たちはとっとと次に進みます。
2 書き出し問題
書き出しで困っているあなたへ。
まずは、なぜこの本を選んだのかを書きましょう。
書き出しのレパートリーは様々ですが、「本を選んだ理由」は一番書きやすいです。
特に、普段読書をしない方は「本を選んだ理由なんかない!」と思うかもしれません。
そういう時は、「感想文を書くにあたって選んでいたら、たまたま目に止まったのが〇〇でした。」とそのまま書いてしまえば良いです。
その後に、数ページ読んだあとの本自体の印象や感想を書く事で書き出しの内容をフォローします。
・気になって手に取ってみたが、一度挫折した
・どんどん気になって読み進めた
・自分を投影していた
この辺りで大体書き出しは完成します。
中身に入りましょう。
3 埋まらない中身問題
なんと言っても「読書感想文」なので「感想」が重要です!!!
本からの引用は(字数稼ぎにはなりますが、再提出とか怒られちゃう可能性もあるので)過度にし過ぎないようにしましょう…
時として近道は回り道を生むことになります……
ですが、何から書いたらいいのか?から始まる方もいると思うので、お勧めの流れを紹介します!!
一緒に爆速で終わらせましょう!!!
読んだ直後の感想を書く!
(読み疲れたとかあっさり読めたとか本自体の事でも良い)
↓
本の内容で、自分はどこが刺さったのかを書く!!
(ここで本から引用しておくと良い)
(きちんと読んだ人は付箋を貼った場所についてを書く)
↓
その上で、そのシーンを自分だったらどう行動するか書く!!
↓
なぜそのように行動しようと思ったのか、自分の過去や経験について書く!
(本を読まなくても書ける&個性が出るので厚めに書いてしまいましょう)
↓
そのシーンで自分を投影した登場人物の性格を、自分なりの考えで簡単にまとめてみよう!!
(キャラクターの人柄がよくわかる台詞とか引用したりしましょう)
↓
自分の性格とキャラクターの性格の共通点と相違点を考えてみよう!
↓
その上で自分にはどんな考え方や価値観、視点が生まれたのか書いてみよう!
以上です。
ひとつの工程大体1~2文で充分です。
埋まらなくて困っている方が近くにいるなら、考え方をなんとなく促すとかもよいと思います。
〈補足〉
それでも埋まらないのだが?という方は
ここまで書いてもどうしても原稿自体が埋まらないことってありますよね。
なぜ埋まらないのか?
それは、文章がストーリーになっていないからです。
自分がシーンごとに思ったことをくっつけても、文全体の構成として立っていなければ、感想の寄せ集めになってしまいます。
なので、シーンごとに思った感想を集めたら、それを一般化して何が言えるかまでを切り込むと、綺麗なまとめになります。
その数々のシーンを通して、作品は何を訴えていると自分が感じたのか?ってところですね。
アンパンマンの数々のストーリーやシーンを一般化すると、愛と勇気になるみたいな感じです。
そんなこと考えてられるか!って方は、引用文を増やしたり、上記の構成テンプレートの一つ一つを膨らませていきましょう。
それだけで立派な文になります。
4 まとめ
どうやって書けばいいのか分からない!!
とにかく終わらせたい!!
読書感想文はそんな方にとってはかなり億劫な存在だと思います。
でも、構成のテンプレートや敷かれた地図があると読書感想文って結構かけたりします。
コピペの文が出せる訳では無いのですが、
全然書き方わからんよって方に少しでも参考になっていたら嬉しいです。
弟をまた応援したいと思います。